知立市は愛知県の真ん中に位置する街です。
歴史が深く風情を感じられる素敵な街並みが魅力の知立市。
江戸時代から宿場として栄えてきました。
その名残がまだ街並みに残っているのです。
古くから知立市の文化として愛されてきたのは『山車文楽』や『からくり』です。
山車文楽は、山車の上で上演されるお芝居の事で、これは知立市だけの文化として、国の無形文化財となっています。
山車文楽とからくりは知立市で毎年行われる『知立まつり』で今でも見ることが出来るので、知立祭りは観光客からも大人気となっており、毎年賑わっています。
知立市には人気の特産品もあります。
こちらも江戸時代から続くもので、『大餡巻き』という和菓子なのですが、今でも地元の住民に愛されています。
そんな江戸時代からの伝統を今もなお大切にしている知立市は、現在人口約7.2万人となりました。
交通の利便性も良く、国道や県道が交差する知立市は愛知県の交通の要とされています。
車・電車・新幹線など、どの交通機関においても利便性が良いのも知立市の魅力ですね。
子育てするにもとても良い環境が整っています。
知立市では小学校のクラス分けを少人数にする取り組みを行っていて、子供一人一人に教師の目が行き届かせ、基礎学力の向上を目指しているのです。
子供たちが幼いうちから『学ぶ楽しさ』を知る事はとても素晴らしいですね。
知立市は『子育てしやすい地域』を目指していることもあり、小さい子供が年々増えています。
地域の住民が一丸となり、子供たちの成長を見守っている知立市ですが、1つだけまだ解決できていない問題があります。
それは、最近日本全国でも問題になっている空き家の問題です。
管理の行き届いている空き家や、まだ活用できる空き家も多いのですが、中には地域の住民を危険に晒す空き家も存在しています。
古くなった空き家を放置すると周辺住民にどのような悪影響があるかご存じでしょうか。
- 屋根や壁の倒壊の危険
- 不審者の増加
- 放火の危険
- 災害時の退路を塞ぐ危険
大きく分けると、上記の4つの危険性が空き家にはあるのです。
ですが、解体工事にはどうしても費用がかかります。
今回は知立市で空き家をお持ちの方へ、空き家解体工事をお得に行える補助金の情報をお伝えしていきます。
知立市危険空家解体促進費補助金とは?
愛知県知立市で空き家解体の際に使える補助金は『知立市危険空家解体促進費補助金』といいます。
こちらの補助金では、解体費の5分の4(上限20万円)が支給されます。
この補助金を使えば危険空き家をお得に解体することが出来るので、是非参考にしてみて下さい。
危険空家とは?
建物の基礎、外壁、屋根等が破損し、倒壊の危険がある住宅(木造住宅の不良度の測定基準の評点が100以上)とします。
引用:知立市ホームページ
木造住宅の不良度の測定基準というものが知立市で定められているので、まず申請する前に『危険空き家判定』を受ける必要があります。
補助の対象
- 危険空家のうち、以下の1から5のすべてを満たすものが対象となります。
- 市内に存する1年以上使用されていない空家で、2分の1以上が居住の用に供されていたものであること。ただし、空家が長
- 屋又は共同住宅の場合は、全戸において1年以上使用されていないものであること。
- 木造住宅であること。
- 昭和56年5月31日以前に建築されたものであること。
- 個人が所有する空家であること。
- 所有権以外の権利が設定されている場合であっても、当該権利の権利者が当該空家の解体について同意している場合は、この限りでない。
補助金申請前に工事を始めてしまうと対象外になってしまうので注意してください。
知立市危険空家解体促進費補助金は年度ごとに件数が定められていますので、補助金の利用を考えている方は早めに申し込むことをおすすめします。
まとめ
今回は、愛知県知立市の魅力と知立市で空き家解体工事を行う際に使える補助金の情報をお伝えしました。
子供たちが元気に安全に暮らせる知立市を、これからも守っていきたいですね。
歴史や文化が色濃く残る貴重な町なのでその景観も大切にしていかなければいけません。
ですが管理が出来なくなった空き家は所有しているだけで何かあると所有者の責任となってしまいトラブルになってしまうかもしれないのです。
今回ご紹介した補助金を利用すればお得に解体工事が出来るので、早めに申し込みましょう。