名古屋市守山区H様邸解体工事
名古屋市守山区のH様邸の解体工事を2月中旬から行ないますが、中間会社から連絡があり【埋蔵文化財宝蔵地に該当する地域】であることが発覚し、その対応をしております。
【埋蔵文化財】については以下で述べますが、奈良・京都では珍しくないことですが名古屋市でこのような場所が有ったとは驚きでした!
【埋蔵文化財保護法】
日本では古くから歴史的な価値のある文化財を保護し、その価値を永続的に保存するように政府が活動を進めています。その一環として日本全国で出土した遺跡や土器などの埋蔵文化財も保護しています。
このような埋蔵文化財は日本全国に点在しており、政府はこれまでの発掘調査から埋蔵文化財の存在が知られている土地を「周知の埋蔵文化財包蔵地」として保護しています。
現在、周知の埋蔵文化財包蔵地に該当する地域は全国で約46万カ所あり,毎年約9千件の発掘調査が行われています。
文化財保護法の規定により、周知の埋蔵文化財包蔵地において土木工事などの開発事業を行う場合、建築会社は都道府県や政令指定都市などの教育委員会に事前の届出が必要になります。
また、実際に遺跡や文化財が出土した場合は、都道府県や政令指定都市などの教育委員会が埋蔵地の処遇を決定します。
より重要な文化財と認められる場合には、発掘者は現状を変更せずに文化庁長官に届出を行い、場合によっては最大3カ月の間、建築工事が行えない状況になるケースもあります。
愛知県犬山市S様邸解体現地確認
愛知県犬山市のS様邸の解体現地確認に伺いました。
工事は2期に分かれ、
・第一期解体工事:木造平屋の工場(約55坪)解体
・工場跡地に新築住宅建築
・第二期解体工事:母屋(約50坪)解体工事
と大掛かりな工事となります。
第一期解体工事が3月末のご計画ですのでしっかりスケジューリングし、お得なプランで提案させて頂きます!