名古屋市昭和区H様邸足場養生
一軒目は名古屋市昭和区のH様邸の解体現場ですが、いつもより足場養生を組むことに時間がかかっております。
その理由は、写真を見て頂くとシートが通常使用している物と違うのです。
養生シートには大きく分けると3種類(メッシュ、防音、防火)あり、通常は風の影響をあまり受けないよう網目状のメッシュシート(外壁が透けて見える)を使用するのですが、この現場は近くにガソリンスタンドがあり洗車場とコーティング場が解体する建物の目の前ですので、少しでも洗車に来られたお客様にご迷惑をかけないよう細かな粉塵も極力飛ばさない防音シートを採用しました。
メッシュシートと違い、防音シートは重いのですが、出来る限りシートとシートの間の隙間がないよう気をつけて作業しております。それゆえに時間がかかってしまいます。しかし、これなら粉塵が外部に飛散するのをできる限り防げますし、安全でもあります。落下物や落下事故を防ぐためにも足場養生はとても大事な作業になります。
皆様も、外壁が見えない養生シートを見かけたら「環境に合わせた上に安全もしっかり考えている会社だ」と判断して下さいね。
名古屋市昭和区A様邸解体現地確認
二軒目は名古屋市昭和区のA様邸の解体現地確認に伺いました。
木造二階建ての建屋で、事務所と物置部屋として使用している12坪の建物です。
間口が2.5間(4.5m)と狭いので建物は小さいのですが全て手壊しとなり、作業費用は割高となります。
また外壁にはモルタルが塗られているので、こちらも解体時に木材とモルタル材を仕分けする必要があり、作業費用が上がってしまいます。
こじんまりした建物なので「出来る限り費用は抑えたい」というお客様の意向は予想されます。
ちょうどお隣の土地が現在売地となっており、その土地が解体時利用出来れば重機を使用した作業となり費用は抑えられます。
お隣の土地はお客様の知り合いの方の土地で借用交渉の余地があるとのことで、交渉頂きお隣の土地を作業用として借用させて頂く事を提案させて頂きました。
このようにお客様と一緒に現地を確認させて頂く事の重要性は【解体範囲を明確にすること】はもちろんですが【どうしたら解体費用が抑えられるか】を一緒に考えることにもあります。
お隣の土地が売却される前に解体工事が完了するよう進めさせて頂きます。