愛知県あま市は愛知県の西側に位置する人口8.9万人の市です。
2010年に海部郡七宝町と美和町と甚目寺町の3つの地区が合併して出来たまだ新しい市なのです。
あま市の七宝地区では江戸時代末期から焼き物も盛んに作られるようになり、『七宝焼き』が有名です。
『あま市七宝焼きアートヴィレッジ』は職人の実演が見れたり、七宝焼きを体験出来るなど、七宝焼きの魅力を存分に味わえる施設で、他にも広大な芝生の広場を散策したりと一日中楽しめるスポットとなっています。
美和地区は戦国武将の福島正則や蜂須賀正勝を輩出した武将の町として知られています。
甚目寺地区は、国の重要文化財に指定されている甚目寺観音があり、他にも萱津神社などのお寺や神社が多くあり、歴史や文化を感じられます。
歴史・郷土・文化などが溢れた町あま市。
三地区が合併し、とても魅力溢れる市になったのです。
生活の面でもとても暮らしやすい市です。
あま市では子供達の教育にとても力を入れていて、学校での学習環境の設備を整えました。
子供たちが個性を大切にし未来に向かってのびのびと成長できるようにと市をあげて取り組んでいるのです。
人口は年々増えていて、スーパーやコンビニなど生活に欠かせない施設も十分に揃っています。
名古屋市まで15分で行けて名古屋市のベットタウンとしてこれからますます栄えていくでしょう。
そんなあま市が最近力を入れているのが「空き家」の問題です。
空き家の増加が日本全国で問題になっているのはご存じでしょうか。
空き家が増えると、治安が悪くなる傾向にあり、他にも倒壊や火事などの危険性も高まります。
まだ使える空き家は利活用し、倒壊の危険のある空き家は解体しよう、と平成31年から令和5年までの5年間で空き家問題を解決すべくあま市では『あま市空き家対策等計画』を始めました。
今回はその中から空き家解体の際に使える補助金の情報をご紹介していきます。
あま市で空き家の解体工事をお考えの方は是非参考にしてください。
あま市空家解体促進補助金とは?
あま市で空家解体工事の際に使える補助金は『あま市空家解体促進補助金』といいます。
この補助金はあま市市内にある危険な空家を対象として一戸あたり上限20万円の補助を受けられます。
補助対象となる空き家の条件
- 「空家等対策の推進に関する特別措置法」第2条第1項に規定する空家等のうち、住宅であること
- 市内にある1年以上使用されていないもの
- 延べ面積の2分の1以上が居住用であること(長屋もしくは共同住宅の場合はすべての住戸が空家であるこ と)
- 木造であること
- 住宅地区改良法に規定する不良住宅に該当すること
- 個人が所有する住宅であること
- 過去に当該空家について、国または地方公共団体から解体にかかる補助を受けていないこと
- 所有権以外の権利が設定されていないこと(当該空家の解体について、権利者の同意がある場合を除く)
引用:あま市ホームページ
不良住宅とは、居住用の建物で、構造や設備に問題がありもう住むことができない建物の事です。
この補助金は工事をする前に申請する必要があるので注意が必要です。
空き家を適正に管理しましょう
あま市では適正に管理されていない空き家の所有者に市の方から指導をしています。
もしも、空き家が倒壊し住民が怪我をしてしまったら、それは所有者の責任になります。
遠方でなかなか管理が難しい方も多いでしょう。
ですが、空き家について法律でもこのように定められています。
(空家等の所有者等の責務)
第3条 空家等の所有者又は管理者(以下「所有者等」という。)は、周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう、空家等の適切な管理に努めるものとする。
民法(抜粋)
(不法行為による損害賠償)
第709条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これにより生じた損害を賠償する責任を負う。
(土地の工作物等の占有者及び所有者の責任)
第717条1項 土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときには、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負う
引用:あま市ホームページ
あま市が暮らしやすく安全な市であり続けられるように、危険な空き家は解体する事をおすすめします。
今回は愛知県あま市についてご紹介しました。
古くから伝統のある七宝焼きや神社があり、住民が暮らしやすい素敵な町あま市。
今回お話した『空き家問題』で、あま市が危険に晒されている事は大きな問題です。
補助金で費用を抑えられるので、是非利用してください。
あま市の解体工事は私たちに相談してみてください。
じもとの解体屋さん愛知店では、あま市の解体工事も万全のサポート体制を整えています。
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