愛知県碧南市は、愛知県の三河地方に位置する人口7.2万人の市です
碧南市は工業・農業はもちろん伝統的な産業も盛んなとても活気が溢れています。
『碧南火力発電所』が1991年に完成し、それをキッカケに多くの工業企業が碧南市に工場を置くようになりました。
有名な『トヨタ自動車』の工場も碧南市にあります。
農業では、タマネギ、ニンジン、イチジクなどが栽培されていて、タマネギの生産量は東海地方第一位!
ニンジンも甘味が強くそのままでも美味しい『へきなん美人』という品種がとても人気です。
伝統産業は『醸造』が盛んに行われており、最近人気の『白しょうゆ』の発祥地も碧南市です。
みりんの製造でも有名で日本最古のみりんの蔵として有名な『九重味醂大蔵』もあり、伝統的な技法が受け継がれてきたので品質の良いみりんが碧南市の特産物となっています。
そんなあらゆる産業が盛んな碧南市ですが、市の中心部は居住地となっていて、たくさんの住民が暮らしています。
高齢化が進む中、若い世代が暮らしやすい様にと、碧南市では子育て支援にとても力を入れています。
医療費助成、3人目以降保育料無料など子供を育てる上では嬉しい制度がたくさんある碧南市。
他にも、地域ぐるみで子供たちを守り、声を掛け合い、支えあう。といった、昔ながらの暖かい雰囲気を大切にし、孤独になりがちな子育てからお母さんを守ってくれる素敵な街なのです。
水族館や遊園地もあり、四季を感じられる自然もあって、子供を育てるにはとても良い環境の碧南市ですが、実は今の碧南市は完璧に安全とは言えません。
その理由は『空き家』が増えている事。
子供たちが外で元気に走り回って遊べる環境を地域の住民や市で工夫して作り上げても、空き家があるとどうしても治安が悪くなってしまいます。
不審者の増加・火災の危険・倒壊の危険など、空き家は子供たちにとって危険なものなのです。
現在日本全国で増加している空き家は社会問題になっています。
高齢化に伴い、増えてしまっている空き家は、遠方で管理が十分に出来ない方が多く、危険な状態で放置されている事が多いのです。
今回はそんな空き家問題を解決するべく、空き家解体工事をお得にできる情報をお伝えしていこうと思います。
これから紹介する補助金制度を利用すれば、お得に空き家を解体工事することが出来るので、是非参考にしてみて下さい。
碧南市空き家等除却費補助事業とは?
愛知県碧南市では、老朽化し周辺環境に悪影響を及ぼしている空き家の解体を勧めています。
その為に行っているのが『空き家当除却費補助事業』なのです。
こちらでは、解体費の5分の4(上限40万円)もの補助金を受け取ることが出来ます。
補助金の対象になる空き家の条件
- 旧基準住宅(S56年5月31日以前に着工)。
- 1年以上使用していない。(同一敷地内に居住者がいない土地であること。)
- 延べ床面積が30平方メートル以上。
- 不良住宅と同等の空き家として市建築課が判定したもの。
- 空家等対策の推進に関する特別措置法(平成26年法律第127号)第14条第2項の勧告を受けていないこと。
引用:碧南市ホームページ
上記の5つの条件を全て満たしている空き家が補助金の対象となります。
補助金の対象者の条件
- 建物所有者。
- 土地所有者で、建物所有者の同意がある場合や権限を持っている場合。
- 市税の滞納がないこと。
- 過去にこの補助金の交付を受けていないこと。
- 暴力団員でないこと。
補助金を申請するには碧南市で行っている『不良住宅判定』を受ける必要があるので、まずは碧南市建築家建築行政係まで問い合わせて下さい。
こちらの補助金は受付に上限があるので、解体工事をお考えの方は、なるべく急いで申請する事をおすすめします。
まとめ
今回は愛知県碧南市で空き家解体工事の際に使える補助金の情報をご紹介しました。
住民の皆さんが安心して生活できる碧南市をずっと守っていきたいですね。
空き家を今後どうしよう、と悩んでいる方は今回ご紹介した補助金を利用してそのお悩みから解放されてみませんか。