愛知県一宮市は、2021年4月に『中核市』になりました。
中核市とは、人口が20万人以上の都市のことです。
これをきっかけに、福祉や環境などの仕事が県から市に変わり、市独自の質の高い行政サービスを行う事ができるようになりました。
そんな一宮市は、元々『織物』が有名で女性の町とされてきました。
最近でも、『おりもの感謝祭 一宮七夕まつり』などが開催され、季節ごとにたくさんのイベントがある素敵な街となっています。
春は桜の開花に合わせて『さくらまつり』。
夏は先ほど紹介した『一宮七夕まつり』や『濃尾花火大会』。
秋は無病息災を願い子供たちが『芝馬』を引き町内を歩く『芝馬祭』。
冬は一宮市のシンボルタワー138タワーパークにイルミネーションが施されます。
このようにどの季節も市民が楽しめるイベントを行い、子育て・福祉にも力を入れている一宮市ですが、現在社会問題となっている『空き家問題』にもきちんと対策を行っているのです。
空き家は、近隣の住民の安全を脅かすものです。
現在の素敵な一宮市を守るためにも、市で『空き家対策計画』を策定し、空き家による被害を抑える事に努めているので、その内容について詳しく解説していきます。
一宮市の空き家対策計画とは?
一宮市空き家対策計画とは、建物の老朽化、核家族化、高齢化などにより増えてしまった空き家による被害を防ぐことを目的とされています。
建物が倒壊したり、建物の一部が落下したりすると、近隣の住民に被害を及ぼし、建物の持ち主は損害賠償などの管理責任に問われてしまう事もあるのです。
この計画では『空き家をつむぎ 暮らしたくなる街 いちのみや』というスローガンを掲げ、空き家をつくらない、空き家の利活用の促進、空き家の徹底した管理を行っていきます。
国土交通省が定めた「空家等対策の推進に関する特別措置法」とは?
平成27年5月26日には国土交通省が「空家等対策の推進に関する特別措置法」を制定しました。
この法律により、市が空き家の持ち主に『注意・指導・勧告』を行い改善を求めても事態が改善されない場合に、行政が代わりに執行する事が可能となりました。
この法律の対象となる建物を「特定空家」と呼び、その条件は以下4点です。
- そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
- そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
- 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
- その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
(引用:一宮市ホームページ)
一宮市で使える解体工事の補助金情報
このように、空き家は現在国全体の問題となっており、空き家を放置してもメリットがありません。
素敵な街を守り、住民を危険に晒さないためにも古くなった空き家は解体する必要があります。
ですが、解体工事にもお金が掛かってしまいますよね。
実際に解体工事に踏み切れない理由として一番多いのが【金銭的】な問題です。
一宮市では、そのような問題の解決策として、【一宮市老朽空き家解体工事費補助金】というものがあります。
この制度を利用すれば最大で20万円の補助金を受け取る事ができるのです!
この補助金の対象となるのは以下の3つの条件を全て満たした空き家です。
- 市内に存する現に使用されていない空き家で、延べ床面積の2分の1以上が居住の用に供されていたものであること。ただし、空き家が長屋又は共同住宅の場合は、全戸において現に使用されていないものであること。
- 木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造又はコンクリートブロック造のいずれかであること。
- 住宅地区改良法第2条第4項に規定する不良住宅と同等の空き家であること。
(引用:一宮市ホームページ)
この補助金を受けるには何点か注意事項があります。
- 工事の契約・着手の前に補助金の申請をする事
- 申請期間は令和3年4月1日から令和3年12月15日
- 先着20戸まで
※情報は最新ものを取得してください。
先着順なので、一宮市で解体工事をお考えの方は、急いで申請しましょう。
一宮市は今年中核市になり今後ますます住みやすい素敵な街になっていくことでしょう。
そんな一宮市で解体工事をするなら、補助金を使ってお得に!
一宮市では上限20万円の補助金が貰えるので、必ず申請しましょうね。
一宮市の解体工事のご依頼は、じもとの解体屋さんまで。
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