愛知県みよし市は、愛知県のほぼ中央に位置する街です。
みよし市は、愛知県の市の中でも交通の利便性が良く、名古屋市や豊田市のベットタウンとして栄えてきました。
最近では住宅開発も進み、人口も6万人を超え、ますます賑わいを見せています。
そんなみよし市のおすすめポイントは3つあります。
1つ目は『カヌー』。
1994年に開催された『わかしゃち国体』でみよし市はカヌーレーシングの会場となりました。
それをキッカケとして、様々な大会がみよし市でおこなわれるようになり、高校や中学にもカヌー部ができるなど、カヌー競技が身近なものとなりました。
2004年には18の国と地域から38チームが参加した第6回世界カヌーポロ選手権大会が保田ケ池カヌーポロ競技場で開催されました。
現在もみよし市では市をあげてカヌーの素晴らしさを世界に広めようとさまざまな角度からアピールしています。
2つ目のおすすめポイントは『アート』。
みよし市の街の中には、たくさんのアートがあります。
公園や緑地、学校など、普段から当たり前のようにアートに触れられるのはとても魅力的ですよね。
みよし市では平成元年から『アートヒル三好ケ丘彫刻フェスタ』として、全国から彫刻などの作品を公募し展示してきました。
この中で入選作品に選ばれた彫刻を町中に展示しており、今でもたくさんの人が見ることができるのです。
平成13年には(財)日本産業デザイン振興会が主催する「2001年度グッドデザイン賞」を受賞しています。
3つ目のポイントは『イベント』。
先程も、アートの公募展やカヌーの大会など紹介しましたが、みよし市では一年中通して様々なお祭りやイベントが開催されています。
夏には『三好池まつり』、『三好いいじゃんまつり』、『三好大提灯まつり』など楽しい事が目白押し!
花火大会などもあり、毎年とても賑わっています。
秋には『三好八幡杜秋の大祭』も開催され、五穀豊穣を祈って「三好上(みよしかみ)・三好下(みよししも)の山車」2台を、囃子の音色の中男性達が威勢よく曳きまわします。
夜には200個もの提灯が点灯され、その幻想的な光景もこのお祭りの魅力の一つです。
豊かな自然環境や、便利なアクセス、そして一年中を通して開催される様々なイベントなど、地元住民が暮らしやすく、楽しめる素敵な街みよし市。
人口も増えてきて、これからますます活気づいていくことでしょう。
ですがひとつ大きな問題を抱えています。
それは「空き家」の問題です。
近年高齢化などの理由で老朽化して危険な空家が放置されている事が日本全国で大きな問題となっている事をご存じでしょうか。
空き家を放置すると、倒壊の危険や放火の危険、不審者の増加など近隣住民にとても迷惑がかかります。
それだけでなく、地震が多い日本では、古くなった空き家は退路を塞ぐ原因となりとても危険なのです。
日本全国で、この空き家問題を解決すべく色々な取り組みが行われていますが、愛知県みよし市でも様々な取り組みを始めました。
今回は愛知県みよし市で、空き家をお持ちの方に、愛知県みよし市で利用できる空き家関連の補助金についてご紹介していきます。
空家バンク制度とは?
愛知県みよし市には『空き家バンク制度』というものがあります。
市内に空き家を持っている方と、空き家を購入したいと考えている人をつなげる制度で、この制度に登録すればお得な補助金を受け取ることが出来るのです。
この空き家バンク制度の目的は、みよし市へ定住する人を増やす事と、空き家の有効活用で、その結果みよし市がより活気づくことを期待しています。
空き家活用事業補助金を貰おう!
みよし市では空家バンクに登録された住居を、取得する際にかかるお金や、リフォームにかかるお金の一部を負担する補助金『空き家活用事業補助金』というものがあります。
多世帯同居の場合最大で60万円、多世帯近居の場合最大で20万円の補助金を受け取ることが出来るので、是非利用してください。
まずこちらの補助金を利用する方法について詳しく解説していきます。
補助金を利用する条件
多世帯同居(親世帯と子世帯が同一敷地内に住む)の場合:
多世帯同居補助金の交付の対象となる者は、次の全ての要件を満たす子又は親とします。
- 親世帯及び子世帯が、補助対象建物を取得又は賃借し、同一敷地内に住んでいること
- 親世帯及び子世帯の構成員の全員が、市内に他に住むことができる住宅等を所有していないこと
- 親世帯及び子世帯の構成員の全員が、市税等を滞納していない者であること
- 親世帯及び子世帯が、生活保護法に基づく扶助を受けていないこと
- 親世帯及び子世帯の構成員の全員が、この要綱に基づく補助金の交付を受けたことがないこと
- 親世帯及び子世帯の構成員の全員が、暴力団員でない者及び暴力団員と密接な関係を有しない者であること
多世帯近居(親世帯と子世帯の両方が市内に住む)の場合
多世帯近居補助金の交付の対象となる者は、次の全ての要件を満たす子又は親とします。
- 親世帯及び子世帯が、補助対象建物を取得又は賃借し、住んでいること(多世帯同居を除く)
- 親世帯及び子世帯の構成員の全員が、市税等を滞納していない者であること
- 親世帯及び子世帯が、生活保護法に基づく扶助を受けていないこと
- 親世帯及び子世帯の構成員の全員が、この要綱に基づく補助金の交付を受けたことがないこと
- 親世帯及び子世帯の構成員の全員が、暴力団員でない者及び暴力団員と密接な関係を有しない者であること
引用:みよし市ホームページ
対象となる建物の条件
多世帯同居補助金及び多世帯近居補助金の交付の対象となる建物は、次の全ての要件を満たす住宅等(一戸建て、共同住宅、長屋住宅)とします。
- 空き家バンクを利用し、取得又は賃借した住宅等であること
- 平成29年4月1日以後の契約に基づき取得又は賃借した住宅等であること
- 建築基準法その他の法令に基づき適正に建築された住宅等であること
- この要綱に基づく補助金の交付を受けたことがない住宅等であること
- 市長が補助金の交付の対象として適当でないと認める住宅等でないこと
補助金交付の条件
補助金の交付を決定する場合、申請者の方には次の条件を守っていただく必要があります。
- 補助金に係る予算の執行の適正を期するため、市長が補助金の交付に必要な事項について確認及び検査を求めたときは、これに協力すること。
- 関係法令及びこの要綱を遵守すること。
- 多世帯同居又は多世帯近居の開始後3年以上多世帯同居又は多世帯近居をすること。 ただし、療養、転勤、通学等、のため、転居又は転出が必要になった場合その他市長がやむを得ない事情があると認めた場合は、この限りではない。(「みよし市空き家活用事業補助金交付状況変更承認願」を提出する必要があります。)
- その他市長が補助金の交付の目的を達成するため必要があると認めた条件
<注意>条件に違反した場合や虚偽等不正な手段により補助金の交付を受けた場合は、その補助金の決定取消及び返還の対象になる場合があります。
まとめ
今回は愛知県みよし市で空き家をお持ちの方へ、お得な補助金情報をお伝えしましたがいかがでしたか?
空き家問題は今、全国で大きな問題になっています。
古くなった空き家は、近隣住民の方を危険に晒すことになるし、なにより持ち主の精神的な負担にもなるでしょう。
今回お伝えした補助金を利用すれば、お得に空家の悩みから解放されるので、この機会にぜひ利用してみて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。